⺠主党時代の辺野古移設問題の顛末:前原元外相への独占インタビュー実施

「政策判断検証シリーズ」第3弾
⺠主党時代の辺野古移設問題の顛末

⺠主党政権時代の政策判断検証シリーズとして、辺野古移設問題の顛末、⺠主党時代の安全保障政策について前原元外相へのインタビューを実施

一般財団法人 創発プラットフォームでは、政策決定の背景を掘り下げる「政策判断検証」をシリーズとして進めていきます。今般は、前原元外相に⺠主党時代の安全保障政策についての独占インタビューを行いました。

先日の当財団のインタビューでの菅総理の船⻑釈放の話を含め、今回のインタビューでは、当時の総理発言によって、⺠主党内の現実路線派が窮地に陥ったことについて、前原元外相に詳細に語っていただきました。インタビューの詳細な内容については、Youtubeの創発チャンネルにて、本日より、3日連続で公開いたします。

Vol.1:2020年10月14日(水) 20:00公開
⺠主党時代の辺野古移設問題の顛末
『「最低でも県外」発言を前原さんはどう捉えたのか? 』(創発チャンネルで視聴)

Vol.2:2020年10月15日(木) 20:00公開
⺠主党時代の辺野古移設問題の顛末
『民主党の安全保障をめぐる議論はどう変わっていったのか?』 (創発チャンネルで視聴)

Vol.3:2020年10月16日(金) 20:00公開
⺠主党時代の辺野古移設問題の顛末
『民主党時代に安全保障で実現できた成果はあるのか?』 (創発チャンネルで視聴)

一般財団法人 創発プラットフォームでは、政策決定の背景を掘り下げる「政策判断検証」をシリーズとして進めていきます。今般は、前原元外相に⺠主党時代の安全保障政策についての独占インタビューを行い、その結果につきまして、ノーカットにて、Youtubeの創発チャンネルにて公開いたします。

インタビューの中で、前原元外相は、⺠主党のマニフェストの議論においては、「辺野古の話は極めてセンシティブ」であると考え、「自⺠党の外交安保に関わる基本政策の方針を大きく変えるのは適切ではない」という前提であったにもかかわらず、鳩山元首相が沖縄遊説中に「最低でも県外」 の発言をしたことは寝耳に水のことであった。これが結果として民主党の政権公約となってしまったことは「大変残念」とのことでした。 また、事前に、米国より、⺠主党が政権を取った場合には、野党時代のこれまでの発言については、全てオープンにせず、改めて議論しましょうというアドバイスも貰っていたということを明らかにしました。

インタビューのポイントは下記のとおりです。

  • 「最低でも県外」発言を前原さんはどう捉えたのか?
  • 辺野古移設問題についての前原さんの考えは? 米国からのアドバイスは?
  • 総理の判断ミスに対して、止められる人はいなかったのか?
  • 「安全保障は継続」路線が実現できなかったのはなぜなのか?
  • ⺠主党の安全保障をめぐる議論はどう変わっていったのか?
  • 2003年の有事法制をめぐる自⺠党、⺠主党の議論がかみ合った理由は何か?
  • 2015年の安保法制では、なぜ、⺠主党内の意見がまとめられなかったのか?
  • 「安全保障は継続」を主張していた中心メンバーが⺠主党を離れた現状、2大政党制は実現可能なのか?
  • ⺠主党政権時代の安全保障の成果は?
  • 現状の立憲⺠主党では、安全保障の議論を自⺠党とするのは難しいのか?

沖縄 普天間基地
沖縄 辺野古

【今後の予定など】
この「政策判断検証シリーズ」は、主として平成の時代における重要な政策決定の場面場面で関わられた方々のお考えや解説を、出来る限り記録に残したいという思いでスタートしました。当面は、過去の政策検証ということもあり、旧⺠主党の方々へのインタビューが中心となっておりますが、今後は、幅広く、様々な方へのインタビューを行う予定ですので、是非、皆様にも関心を持って頂き、フォローして頂ければ幸いです。
(このシリーズのYouTubeコンテンツは出所明記頂ければ、引用、転載は自由です)