「二・二六事件の政治経済的背景と現代的意味」~前後半~
創発プラットフォーム オープンフォーラム近現代史研究会
基調講義: 筒井清忠 帝京大学教授(近現代史研究会顧問)
鼎談: 筒井清忠 教授、 谷垣禎一 近現代史研究会顧問、 御厨貴 東京大学名誉教授
2月26日、85年前の当日、帝都を舞台に陸軍青年将校が引き起こし、その後の我が国の政治や軍部にも大きな影響を与えたにも拘わらず、今でも、その背景や動機について謎が多いとされる二・二六事件の政治経済的背景と今日的意味について問いかけるセミナーをイブニングフォーラムとしてオンラインにて開催致しました。
筒井清忠帝京大学教授は二・二六事件をはじめとする我が国近現代史研究の泰斗であり、また、邦画、特に旧画の鑑賞者としても知られた存在であり、本件を解説するに筒井教授以上の研究者はおられません。
後半(次回)では近現代から現代にかけての現実の政治の変遷を研究され、鋭い考察で世に発信され続けている御厨貴教授、 残念ながら政界からは引退されましたが 、現実の政治に身を置かれ、かつ、自由民主党の最高責任者として、日本の国政、与野党の接点で活動して来られた谷垣禎一先生に加わって頂き、この事件の現代的意味について、筒井教授とともに語っていただきました。我が国近現代史の大きな分岐点ともなるこの事件の本質を問い直す貴重な機会となったと考えています。
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■「二・二六事件の政治経済的背景と現代的意味」
2021年4月 9日 (金)20:00 配信:前半
2021年4月10日 (土)20:00 配信:後半
【ご紹介】
筒井 清忠
創発プラットフォーム 上席顧問、帝京大学文学部日本文化学科教授・学科長等を経て、2015年03月から帝京大学文学部長・大学院文学研究科長、東京財団政策研究所主席研究員
谷垣 禎一
創発プラットフォーム 上席顧問、 第24代自由民主党総裁、弁護士、税理士「東京2020パラリンピックの成功とバリアフリー推進に向けた懇談会」名誉顧問衆議院議員を12期務め、この間に、科学技術庁長官(第56代)、財務大臣(第3、4、5代)、国土交通大臣(第9代)、法務大臣(第93代)、自由民主党政調会長(第50代)、自由民主党幹事長(第47代)など政府及び自由民主党の要職を歴任。2017年9月25日に政界引退を表明した。
御厨 貴
創発プラットフォーム 上席顧問、 東京大学・東京都立大学名誉教授サントリーホールディングス株式会社取締役を務めるほか、東日本大震災の復興推進委員会や天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議の座長代理など数多くの公的委員会の委員等を務めてきている。2018年に紫綬褒章受章