前原誠司 JAL再生の裏側vol.1「JAL消滅、ANA1社体制もありえたのか?」
「政策判断検証シリーズ」第5弾
前原誠司 JAL再生の裏側vol.1
コロナ禍で、航空会社の業績悪化が報道される昨今、振り返ると、約10年前のリーマンショック時にJALは大変な危機に陥っていました。今回の政策検証シリーズでは、当時のJAL再生の裏側を検証いたします。民主党政権のJALに対する考え方、国土交通省、財務省との協力関係、銀行に対する債権放棄の要請の背景等について、日本経済新聞編集委員の清水氏が、当時の前原国交大臣に迫ります。
一般財団法人 創発プラットフォームでは、過去の重大な政策決定の場に関わり、或いは、立ち会った人々に、当時の議論の変遷や登場人物などにつき、インタビューし、その政策決定がなされた理由と背景を掘り下げる「政策判断検証」をシリーズとして進めていきます。
今回のシリーズは全3回に分けて、毎晩20時に公開していきます!!
Vol.1:2020年10月30日(金) 20:00公開
前原誠司 JAL再生の裏側vol.1
「JAL消滅、ANA1社体制もありえたのか?」 (創発チャンネルで視聴)
- JALの再生タスクフォース設置の意味は?
- ANA1社体制となる可能性もあったのか?
- JAL「法的整理」への流れは?
- 企業再生支援機構 による支援となった背景は?
Vol.2:2020年10月31日(土) 20:00公開
前原誠司 JAL再生の裏側vol.2
「JALへの支援に対して民主党政権は一枚岩だったのか?」 (創発チャンネルで視聴)
- 当時のJALの資金繰りは?
- 日本政策投資銀行からの金融支援の裏側
- JAL金融支援への政府全体の対処方針は?
- 政府部内の方針調整、関係者、メガバンクとの折衝内容は?
Vol.3:2020年11月1日(日) 20:00公開
前原誠司 JAL再生の裏側vol.3
「稲盛会長に再生を託した経緯は?」 (創発チャンネルで視聴)
- 年末の官邸での資金繰り協議の内幕
- 債権放棄をめぐるメガバンクとの議論内容は?
- 稲盛会長への三顧の礼
- JAL再生問題の総括は?
インタビュアー 清水真人氏
日本経済新聞社 編集委員
1964(昭和39)年、京都府生まれ。東京大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入社。政治部(首相官邸、自民党、公明党、外務省などを担当)、経済部(大蔵省などを担当)、ジュネーブ支局長を経て、2004(平成16)年より経済解説部編集委員。首相官邸、自民党、財務省、外務省など永田町と霞が関の取材経験は30年を超す。政治と経済、政と官を「越境」し、統治システムや政策決定過程を多角的に分析する。著書に平成政治史を統治構造改革の論理から読み解く『平成デモクラシー史』(ちくま新書)のほか、『小泉進次郎と権力』(日本経済新聞出版社)、『財務省と政治』(中公新書)など。2020年4月から広島大学大学院人間社会科学研究科特任教授。
【今後の予定など】
この「政策判断検証シリーズ」は、主として平成の時代における重要な政策決定の場面場面で関わられた方々のお考えや解説を、出来る限り記録に残したいという思いでスタートしました。是非、皆様にも関心を持って頂き、フォローして頂ければ幸いです。