御厨政談 第5回 特別編 Web書評会
「日本政治史講義」第3部「日本政治史」著者と論者が丁々発止 Part-2 オーラルヒストリーを巡る環境の変化と天皇への言及

御厨氏は日本有数の政治学者であり、TBSの名物番組「時事放談」の司会を2007年~2018年まで務められた名対談者。この「御厨政談」は、「時事放談」の良いところを受け継ぎながら、インターネット、YouTubeならではの自由度をフルに活かし、分野を問わず制約のない、自由な議論を行い、対談者の本音を引き出していきます。

第5回は、特別編として、御厨氏と牧原出東京大学教授の共著「日本政治史講義」を取り上げていますが、特に、民主党政権成立以降、政治家・官僚が雄弁化したことや、政治史には珍しく「天皇」が登場する場面があることなど興味深い議論で盛り上がります。

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■2021年7月19日(月)20:00公開:Web書評会「日本政治史講義」
 第1部 書籍の背景と意図を語る

■2021年7月20日(火)20:00公開:Web書評会「日本政治史講義」
 第2部 Part-1  論者のご紹介と「日本政治史講義」への総評

■2021年7月21日(水)20:00公開:Web書評会「日本政治史講義」
 第2部 Part-2  本書を読み解くキーポイントと論者3人の総評

■2021年7月26日(月)20:00公開:Web書評会「日本政治史講義」
 第2部 Part-3  政治家の「日記」と「日本政治史講義」で取り上げられた新しい視点

■2021年7月27日(火)20:00公開:Web書評会「日本政治史講義」
 第2部 Part-4 「活字」「メディアの変遷」が政治と政治家にどう影響してきたのか

■2021年7月28日(水)20:00公開:Web書評会「日本政治史講義」
 第3部「日本政治史」著者と論者が丁々発止 Part-1 「今」と「歴史」、「中央と地方」の捉え方

■2021年7月29日(木)20:00公開:Web書評会「日本政治史講義」
 第3部「日本政治史」著者と論者が丁々発止 Part-2 オーラルヒストリーを巡る環境の変化と天皇への言及

【対談者のご紹介】

ホスト
御厨 貴 氏
創発プラットフォーム 上席顧問
東京大学・東京都立大学名誉教授
サントリーホールディングス株式会社取締役を務めるほか、東日本大震災の復興推進委員会や天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議の座長代理など数多くの公的委員会の委員等を務めてきている。
2018年に紫綬褒章受章

ゲスト
牧原出氏
政治学者。東北大学教授を経て、東京大学先端科学技術研究センター教授。専門は行政学・日本政治史。 当財団客員主幹研究員。
‒オーラルヒストリー研究にも深く関わり、御厨教授との共同研究、共著も多い(今回の著書だけでなく「武村正義回顧録」、「改訂版 日本政治外交史」など多数)

苅部直氏
東京大学法学部講師から、1996年助教授、2006年、同 法学政治学研究科教授
‒2006年、『丸山眞男――リベラリストの肖像』でサントリー学芸賞(思想・歴史部門)を受賞。2011年『鏡の中の薄明』で毎日書評賞受賞。

磯田道史氏
歴史学者(日本近世・近代史・日本社会経済史)。国際日本文化研究センター(京都)教授。
京都府立大学文学部史学科・慶應義塾大学文学部史学科 2002年同大学院文学研究科博士課程修了。
‒NHK BS「英雄たちの選択」に、ほぼレギュラーで出演。また、2018年に「明治150年」を記念して天皇明仁・皇后美智子(いずれも当時)に御進講している。

梯久美子氏
ノンフィクション作家。
北海道大学文学部国文学科卒業。1984年サンリオに入社して、編集者となるが、1986年に退社・独立。2001年よりフリーライターとして「AERA」などにルポルタージュを執筆。2019年より札幌市に帰り在住。
‒「散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道」2006年第37回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2017年に第68回読売文学賞(評論・伝記賞)、第67回芸術選奨文部科学大臣賞、第39回講談社ノンフィクション賞など受賞多数。

御厨政談シリーズとは?
ホストである御厨貴氏の幅広い知見と人脈をフルに活かして、政界はもとより、経済界やメディア、芸術界で活躍される方々と自由な話題で語って頂きます。また、広告に制約されない創発チャンネルならではの利点を活かして、先入観や制約や忖度にとらわれない闊達な議論が展開されます。


過去の御厨政談の動画はこちら


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